構造設計
地震の見える化しませんか?
当社には、ウォールスタットマスターが在籍しています。
(ウォールスタットって何??という方に詳しくは右のリンクよりご覧ください。)
地震時に建物などのように揺れどこに損傷が集中するか・・・見えないチカラを可視化することで
より説得力のあるご提案をすることが出来るのではないでしょうか?
計画段階でのお客様へのプレゼンや、耐震等級の重要性をお伝えするための材料がほしい!!
などなど、そのようなご要望があれば是非当社へお問い合わせ下さい。
耐震性能の重要性
建築基準法でお客様の大切な財産を守ることができますか?
建築基準法とは、国民の生命・健康・財産を守る為、敷地・設備・構造・用途について最低の基準を定めた法律です。
あくまでも最低の基準なので残念ながらマイホームという財産を完全に守ることは出来ません。
そこで住宅の品質確保の促進等に関する法律いわゆる「品確法」で耐震等級という新たな耐震性能基準が設けられました。
●耐震等級1(建築基準法の耐震性能と同程度)
【大規模の地震】数百年に一度程度の頻度で発生する地震(震度6強から7程度の揺れ)に対しても倒壊や崩壊しない。
【中規模の地震】数十年に一度発生する頻度の地震(震度5強程度の揺れ)にはほとんど損傷しないこととされています。
まとめると震度5強程度の地震では住み続けることが出来ますが、震度6強から7の揺れでは避難時間は確保するが、住み続けるということまでは保証しないということになります。
●耐震等級2の耐震性能とは
耐震等級1で想定している1.25倍の強さの地震でも倒壊、崩壊しない
●耐震等級3(最高等級)の耐震性能とは
耐震等級1で想定している1.5倍の強さの地震でも倒壊、崩壊しない
現在の品確法では耐震等級3が最高等級となります。地震大国であるからこそ、耐震等級3という備えが必要であると考えます。
構造設計の必要性
一言で言います!!構造計算をして下さい!!
耐震性能を証明するにはいくつかのパターンがあります。
まず第一に「仕様規定+品確法」。第二に「構造計算+品確法」です。
我々は後者が必要であると考えます。構造計算の必要性については「木のおはなし 第三回」で書かせて頂きました。
お客様が住まわれるご自宅はそれぞれ特徴がありカタチも様々です。
例えるならば、「仕様規定+品確法」が市販のかぜ薬。
「構造計算+品確法」がお医者様から処方されたお薬みたいなものでしょうか。
構造設計に特化した建築士がそれぞれの建物形状や特徴、建築地など様々な条件から最善の答えを導き出す。
いわばオーダーメイドです。
一生に一度の大切な我が家だからこそ、そんなオーダーメイドで安心を手に入れて頂きたいと思っております。
当社で可能な構造計算・構造形式
●許容応力度設計 計算ルート1又はルート2の範囲
●在来軸組構法、2×4構法、木造トラス、木造ラーメン構法、深基礎及び擁壁など
●仕様規定による壁量計算
主な使用ソフト
構造一貫計算プログラム:WOOD-ST
任意形状立体フレーム解析:FAP-3
断面算定:MED-3
RC断面計算:RCチャート8
木造住宅倒壊解析:wallstat
作図CAD:JW-CAD
許容応力度計算ルート1~ルート2まで対応致します。
構造設計ポートフォリオ
埼玉県 木造3階建てアパート完成しました。
先日、弊社で構造設計を行った木造3階建てアパートが完成致しました。木目調のサイディングが濃紺の外壁を引き立たせています。
本物件は天井フトコロが厳しく設備配管を考慮しながらの構造計画に大変苦慮しましたが、こうして完成現場を見てみるとそんな苦労は
どこえやら・・・携われてよかったという想いでいっぱいです。
準耐火でありながら木部を見せたいというご要望もあり、燃え代設計や防火構造で被覆した外側だけ見せるなど工夫を施した1棟です。
意匠設計の方、ご苦労が多々あったと思います。お疲れ様でした。
少しづつではありますが、携わった案件の掲載出来たらと思います。